2025年04月26日
CTA考えてますか?クリックトゥーアクションとファーストビュー

名古屋市にあるマッサージ店のコーディング案件を担当しました。
例によって営業さんからのお仕事である為、この程度の情報しか出せず申し訳ございません。
今回はコーディングのみ
コーディングのお仕事は正直そこまで面白味のあるお仕事ではありません。
デザイナーさんから来たデザインに沿って「同じ見た目」でHPにするお仕事 性質上後からの改変は出来ません。
例えば
「あれ…見出しが無いぞ…?」と思っても
「あれ…ファーストビューがとんでもない事になってる…」
と、思ってもお客様に見せた後からの改変は禁止となります。
その前提で「コーディングスタッフ」から見たHPをタラタラと書いていこうと思います。
ファーストビューにCTA無し、アニメーションだらけ!ってどうなん?
資金の関係なのか私のところに来たのは3ページ
TOPページとサービス概要とお問い合わせフォームのみワードプレスで作ってほしい
とのお話であった。
正直に言えば3ページではSEOも何も、その会社の「企業名」で検索上位で出す以外は難しい。
この辺りはわりと知られた事実で、体感的にみんな理解されているのですよね。
「名刺代わり」と誰かがおっしゃってましたがまさしくその通りです。
ところが「CTA」は、あまり浸透していない。
CTA(クリックトゥーアクション)とは?
「HPの訪問者に、お問い合わせや予約、または企業のサービスなどの行動を促すメッセージやボタンのこと」
こうして書いてみるとあって当然然るべきものというのがわかります。
だが、ファーストビューにこれが必要なことまではあまり知られていない。
ファーストビューとCTAの関係性
今回コーディングのため時すでに遅しで、そのサイトはファーストビューがどう見ても「マッサージ屋さん」では無かった。
挙句予約やお問い合わせ、電話情報までなかった。
代わりにあったのは「大きなヒーローヘッダー」と「アニメーション」の指示のみ。
まず何故ファーストビューが重要なのかを語らねばならない。
お客様となる顧客は通常、何らかの目的でHPを探しています。
今回のサイトであれば「マッサージ屋」さんを探してこのサイトに到着する可能性が高い
その為
- このお店で癒されるのはどんな部位なのか?
- どんな治療があるのか?
- どこにあるのか?
- どこに問い合わせればいいのか?
などはCTAに直結する情報と言っても過言じゃありません。
昨今の人々はそんなに暇では無くサイトの中からじっくりと探してくれるわけじゃないんですね。
上記上げた情報が無いと
「このHPが自分のなんの役に立つのか?」が分からない状態でサイトを探さねばなりません。
丁度YouTubeの冒頭に見どころを出して引きを作るという技術があるがアレととても考え方は似ている。
ファーストビューで「何があり」「どうして探すのか?」「ここにある」という情報を与える事で
ユーザーは安心してそのサイトを見る事が出来ます。
逆に言えばこの状態じゃないとCTA(クリックトゥーアクション)に繋がらないということ
ファーストビューとCTAを考えられてないHPは無いのと同じ
上記あげたように「ユーザーは何も知らない状態でそのサイトを観覧する」
にもかかわらず「ロゴのアニメーション」や「ほとんど関係ないイメージ写真」を見せられる気持ちを考えねばならないのですよね。
数秒をまって、待った先に「このサイトで何が得られるかわからない」という状態では 長く観覧されるわけがないのです。
ただ…別に悪戯にデザイナーもそういうデザインをしてるわけでは無いと思うので(思いたい)
おそらくお客様のご要望もあったのだろうと思う。
ここで私の選択は3つ
■このままコーディングする
■CTAが無い事を指摘して手直し
■黙ってCTAを追加する
この3の中から選択したのは「CTAの追加相談」である。
例えば、HP右側にお問い合わせボタン付けましょうか?
スマホの下あたりに追尾ボタン付けますか?
というコーディングの相談ついでに話すこと。
いや、せめて本当にせめてそれくらいしか出来ませんが
ファーストビューとCTAはやはりちゃんと考えておかねば 名刺代わりとしても通じないものとなり、何がなんだかわからないことになってしまいます。
勿論今回は「いいですよー♪」だったが、全てこうとは限りません。
美観的に嫌がる方もおりますので・・・。
せめて観覧されている方だけでも少しばかりの知識を待たれてはいかがでしょうか?