2025年05月03日
はじめてのECサイト作成!目指せ年商1000万円

ECサイトを作るとき、「まず何を用意すればいいですか?」
と聞かれることが多いですが、
必要なものは主に以下の通りです。
- 写真付きの身分証
- 銀行口座
- 企業であれば登記簿謄本(履歴事項全部証明書)など
2022年の法改正により、ECサイト運営に関わる本人確認の審査が強化されました。
以前のように「とりあえず始められる」時代とは異なり、審査や提出書類がしっかり求められます。
これらはプラットフォーム契約時に提出することが多いため、あらかじめコピーなどを用意しておくとスムーズです。
はじめてのECサイト作成!無料?それとも有料?
WordPressなどのCMSを除けば、多くの方は何らかの「ECプラットフォーム」を利用しています。
代表的なものは以下のとおり。
- Shopify:月額+手数料あり。自由度高め、難易度中〜高
- BASE(ベイス):無料で始めやすい。手数料はやや高め、初心者向け
- STORES:BASEと似ており、独自ドメイン可。初心者〜中級向け
- MakeShop:法人や本格運用向け。モール連携あり
それぞれ細かい仕様や機能がありますが
「初心者にわかりやすく」
「カスタマイズしやすいか」
で判断すると良いでしょう。
- とにかく簡単に始めたい → BASE/STORES
- デザインもこだわりたい → Shopify/MakeShop
はじめてのECサイト作成!結局、どんなサイトが良いの?
実はECサイト作成はかなり難しいです。
「作るだけなら簡単」なのですが、「売れるサイトを作る」となると話は別。
現場の感覚では、見た目が美しいECサイト=売れるサイトとは限りません。
実際に「とても綺麗なデザインなのに、全く売れない」というケースも多くあります。
それでは、せっかく作っても意味がないですよね。
特にShopifyなどの場合、年間4万円以上の維持費がかかります。
構築費用も含めると、下手をすれば「初期費用を回収するまで数年かかる」なんてことも…。
ユーザーの行動や流れで見る「売れるECサイト」
Googleをはじめとした大手や研究者はすでにユーザーの行動分析をしており確率論で「売れるサイト」が見えてきます。
■90%の方はファーストビューでサイトの価値を判断し、サイト中心まで行くのは20%
■約2~3秒程度で70%のユーザーが離脱する
仮に年間10万人の方があなたのサイトに来た場合、9万人はファーストビューで判断し
中段まで行く方は2万人、そして7万人は2.3秒でサイトから出ていく事となり
実際に購入に至る方は、ショップ属性で変わるが約1%前後
※参考:Google UX Research, Baymard Institute調査など
単価計算だと
5000円の単価×1000人=500万円となる。
ちなみに、個人サイトや企業ECサイトの場合さらに低く0.3〜1%未満と言う事もざら。
さて、次に購入者の属性について考えていきましょう。
購入者の多くは「すでに何を買うか決めている方」が多く
その「何か」を一番「〇〇」なところを選ぶと言うわけです。
(〇〇は安さなのか、信頼性なのか人それぞれ)
確かについで買いもあるが、それは「このショップにしよう」と決まった後の話
なんとなく話が見えて来たでしょうか?
つまり「多くの方はファーストビュー」でそのサイトの価値を判断し、実際に購入するかの判断をしている
そのため、ファーストビューというのは「売り上げに直結」しているのです。
はじめてのECサイトで間違えやすいファーストビュー
ファーストビューというとどんなイメージだろうか?
華やか、動画であったり、スライダーであったり各社、生き馬の目を抜く勢いでそこに心血を注いでる
しかし、ここで現実を見てみましょう。
現実を直視すると
ヒーローヘッダーはサイトの情報量(ファーストビュー)が少なく、新規の方にここがなんのサイトなのか理解されない場合が多い
スライダーは基本的に二枚目以降を見ようとしない
イメージにはいいが動画はおもくなるだけでやはりECサイトにはふさわしくない。
時間にして2秒ー。
- ここがECサイトであると理解してもらう
- 何を扱っているのか、2秒で伝える
- 安心して買い物できるサイトだと感じてもらう
- 「ここで買った方が得」と思ってもらう
この4つをクリアーせねばならない
中でも忘れてしまいがちなのが1番ECであること、2番何が売ってるのか理解してもらう事
この2つが抜け落ちている場合が多い。
時間にして2秒ー。
この2秒で売り上げが変わる。
高額な売り上げをたたき出している会社のECサイトはシンプルで見やすい事が多い とても不思議に見えるが、理論を聞けば納得できますよね?
たった2秒のファーストビューが、あなたの売上を左右します。
「何を」「どんな風に」見せるか。
そこからすべてが始まるのです。