2025年07月13日
【制作実録⑤】要塞システム開発記 - Pythonメーラー開発 業務の最後の未整備領域を攻略せよ

そもそも要塞には、最初からお問い合わせを観覧するための「ビュアー」が備わっています。
これは単に表示するためではなく、お問い合わせ内容を「データ化」して活用するという思想から始まっています。
なぜそんな構想を初期段階から持っていたかというと、 要塞は将来的に「予約システム」「EC管理」「店舗管理」などをすべて統合管理するツールに進化させることを想定していたからです。
〇お問い合わせ
〇予約情報
〇購入履歴
これらを一元管理するには、「データ化された状態」で情報を扱う必要がある。
そのため、最初からお問い合わせをJSON形式で保存・閲覧できるビュアーを実装しておいたわけです。
…ただし、その時点では「メーラー機能」はまだ含まれていませんでした。
ITベンダー登録と「CRM」導入の必然性
ノーマルの要塞はどちらかと言えばCMS(コンテンツ管理システム)となり HPを操作するための、言わばワードプレスの身代わりに近いものでした。
とくに要塞を外に出す事を考えておりませんでしたが、当HAMAYAと業務提携をしている会社様にこのようなものを作っている という話をするととんとん拍子に話が進みITベンダー登録をするとのことに・・。
うちは要塞を開発、その会社は販売を担当する感じですね。
ただ…流石にベンダー登録するにあたりCMSでは難しいって話になったわけなんです
そりゃワードプレスを登録できるのかと言えば難しいですよね(汗)
そこで、業務改善機能(CRM)をこの要塞システムに入れるというお話だったのですが、本日はその基盤となる機能
このメーラー機能の開発経緯をご紹介します。
MicrosoftのOutlookがなぜかバグが多くなり広告までついてきた。
今まで、無料で使わせていただいていたので広告が付く事自体は特に何も感じませんが
流石に使い勝手が悪くなった気がしませんか?
失礼、愚痴が出てしまいました。
というのも、なぜか普通にメーラー情報などを入れても弾かれたり、送れてなかったりと新作Outlookには不具合みたいなものが存在しています。(私だけ?)
ITベンダー登録にあたり、情報の基盤となるメーラーを作っておこうと思うのは私としては必然でした
メーラーには日々大量のスパムと顧客からのメールと何のためなのか理解不能なHTMLメール(メルマガなど)が届いております。
正直この辺りも不満で、とくにメルマガは何らかのサービスを登録しただけで送り付けられてきます。
はっきり言ってスパムと同じで迷惑なんですよね・・・。
どうせ見ないし、送っている会社も1万通送って1人でもって気持ちで送られてくるので必死です。
メールを見るのもコストがかかります。
ほんの何分かなのですが、チリも積もればなんとやらでメールを見る、メールを送るってのは地味に時間がかかる作業のひとつ
■ 要塞メーラーの特徴と強み

- メールのJSONデータ化
- スパム(迷惑メール)の約7割を自動排除
- HTMLメールの完全ブロック(セキュリティ強化)
- マクロ・スクリプト付きファイルの受信拒否
- 顧客データ登録・管理機能
- 顧客ごとのログ管理機能(接点記録など)
- AIによるメール要約機能(内容把握の高速化)
- AIによる返信サポート(返信文の自動提案)
要塞メーラーの主な機能の説明
要塞メーラーはメールを全てデータ化をしております。
その為、データの共有、登録、削除などが自由に行え
顧客管理機能などと組み合わせればCRMの機能を追加可能にしました。
例えばお問い合わせからの顧客情報を登録しておけば 次回以降に表示したり、リスト化、点数化、ログの追加で行動管理なども自由に行える。
コレは将来的に予約システムやEC機能を統合する時に活用される予定で殆どすべての行動を自動化可能にしております。
CRM特有の管理する方が手がかかるという事態を極力排除
AIの要約、補助機能は、その一環となり
AIの要約、補助機能は、その一環となり 大量のメールに目を通すのは、今や経営者や管理者にとって現実的ではありません。
要塞メーラーでは、AIによる要約機能で、一通ごとの要点を瞬時に把握できます。
さらに、返信が難しいメールにはAIが下書きレベルで回答文を提案する「返信補助機能」も搭載。
要塞メーラーの主な機能の捕捉
スパムメールは約7割排除しておりますが、それでも完璧に排除とはいきません
今後アップデートで強化する予定であります。
このメーラーは何方かと言えば、データ化や自動化を目指して作られております。
要塞メーラーの今後のアップデートと方針
当初そこまでメーラーに本気では無かったのですが、ベンダー協力企業様の要望でかなり機能を追加しました。
ごくごく普通にメーラーとしても使えますし、今後のアップデートでもその機能を強化または補助的に使う事も出来ます。
ただ、機能を多くして仕事が多くなり管理しきれなくなる・・・・。
というあるあるは避けたいと思っています。
出来るだけ全自動化を心がけて手数を減らす方向性です。
よくある事ですが、CRMとかの共有システムは「余計な仕事」が増えてしまって結局やらなくなる事が多くないですか?
本当にアレ嫌なんですよね。
なのでAIなどを活用すれば楽が出来る部分は積極的にAIを使い 人間は最小限の確認で済むようにしたいですよね。
例えばこんな感じのアップデートを考えている。
「売り上げなどのレポートなどはボタン一つでPDFを作り共有化」
元来、HPの管理画面を見たら一瞬で把握できるはずなのに 「偉い人」は見ませんよね?
マジでいい加減にして!と、おもいつつコピペと文章化してませんか?
アナリティクスにしても数字データがあるのにプロにレポートを書いてもらわないといけないじゃないですか?
アレって元来無駄な作業だと思うんですよね。
なので極力データ化をしてボタン一つでレポートも一緒に出すという一元化をしておきたいのです。
そういうアップデートを今後しておきたいという!あくまでも希望

この記事を書いた人
- 浜口さん(オジサン)
- 生まれ:昭和だよ。
いわゆる「おじさん」または「人カス」(笑)が自分の経験と体験を基に書かれた記事となります。 生成AIで自動で生成された記事ではない事をここに証明を致します。
こんな事を書かねばならないくだらない時代になった。という事なんでしょうね 気になる方は「AIチェッカー」などを使ってご確認してくださいませ。