2025年04月12日
広告だらけのGoogle検索!AIにWEBが食われる未来

WEB界隈には神がいる。
おそらくWEB業界で働いている人ならわかると思うが当然のごとく「Google」の事WEBサイトの命運は、Googleにかかっている。いや…「そうだった」
Googleがこのサイトはダメと言えばそのサイトはダメであり、表示しないと決定すれば探す事すらままならない。
アナリティクスは重い、リキャプチャーも重い
にもかかわらず、サイトを軽くしろと言ってくる暴君であり
神のお告げを聞いたかの如くSEOはこうだ!なんて数年おきに業界にまことしやかに話が回る。
そんな「神」であるGoogleがここ最近明らかに変。
神でも風邪をひくのかもしれないが・・・「広告があからさまに増えまくっている」
肌感覚でもその異常を感じる方も多いかもしれません。
EEATだ!といいだしたかと思えば、検索上位は広告で埋められてスマホだと間違えてクリックしちゃう人多数。
肝心の表示されるサイトも広告で埋め尽くされ怒りがふつふつと沸いてきませんか?
YouTubeも似たようなもので、最近見たのは「ずんだもん」の動画を少しばかり見た程度。
「おお~神よ!わが神よ!如何なされたのですか?」
Googleの広告戦略はいつから変化し始めたのか?
- 2016~2018年頃スマホ検索で広告が1番上になり
- 2019~2020年広告ラベルがどんどん“見えにくくなり”
- 2021年〜広告の面積が拡大した。
- 2023年以降Googleも広告依存を加速
「神いわく、広告も大切な情報として表示している」だそうだ。
神の考えている事はさっぱりわからんが、肌感覚で分かる程度なので相当増やしています。
とにかく、最近ノイズ(広告)が激しすぎて見難くてしかたない。
なぜこうも広告を増やしているのかについては諸説あるが、AI開発にお金がかかりすぎる、いやいやアップルのせいだ!などなどいまいちわかっていません。
ちなみに2019年からGoogleの創業者ラリー&セルゲイが引退し代わりにサンダー・ピチャイ氏がGoogleとAlphabetのCEOを兼任している体制に移行した。
時期的にもこのサンダー・ピチャイ氏の就任とGoogleが広告ビジネスを強化しはじめた時期と重なる。
サンダー・ピチャイ氏は
元々はGoogle ChromeやGmailの開発部門出身で技術者上がりだけど、ビジネス戦略に強い方と話が伝わってきています。
このピチャイ氏が全て悪いとは思いませんが
- 2019年約1620億ドルこの年に創業者が退任(ピチャイが全体CEOに)
- 2020年約1825億ドルコロナ初年。広告一時減るが回復早かった
- 2021年約2576億ドル巣ごもり需要&ECブームで広告爆伸び
- 2022年約2828億ドル広告に陰り出るが全体では成長続く
- 2023年約3200億ドルYouTube・クラウド事業も拡大中
ユーザー体験よりもお金が好きなようですね。はい。
広告(ノイズ)だらけの検索結果真面目なサイトが探せない
視野範囲の広いパソコン版はともかく、とくに致命的なのがスマホ版の検索結果であろう。
せっかく検索してもピント外れなAIで生成された回答。その下には広告が4つも並び
さらに直接関係ない生成された質問欄
そうして頑張ってスクロールし検索結果を見ても上位表示されるものにもノイズが混じる
1.有料記事
2.視野範囲いっぱいの広告だらけのサイト
3.広告を見ないと進めない記事
少なくとも、2019年より前はノイズだらけのサイトが上位表示される事は無かった。
アルゴリズムが退化しているのか、高度化しているのか?
とにもかくにも、探したくても探せない状況が近年多発しているのは間違いなく、検索にさく労力が高くなっています。
ノイズが無いと社会は回らない・・・しかしノイズだけで社会は回らない。
AI検索の限界と将来性

上記あるように近年はGoogleが異常なほど売り上げを伸ばしているが、ユーザー体験は反比例している傾向にある。
そこで注目されているのがAI検索になる。
長くなったので詳細は省くが、私自身、専門的な情報収集や深掘りが必要なときは、すでにGoogleではなくAIに頼っている。
明らかにGoogleで検索するよりも早いからね。
しかし、まだまだAI検索にも限界があり問題だらけなのは確か
まず、普段使いとしてめんどくさい。
いちいちチャットするのも怠い。
そのAIも参考サイトの傾向は決まっていて、正直回答として不十分である。
それでもノイズだらけのGoogleよりは遥かにマシなのが嫌になるけどね
ここからはAI検索がどう発展していくのか?法的な問題は横に置き予測してみる。
1.AIが直接商品を検索、出力してそこで購入できるようにする
2.AIが直接サイトを探し、ユーザーに興味のありそうなニュースを出力
3.WEBサイトから情報だけ取得し、ユーザー側のAIが再構築
繰り返すけど、これは法的な問題がある為そうなるかどうかはわからない。
現在のAIは商品を直接検索して、どれが一番安いとか信頼があるサイトだとかを評価する事は出来ない。
同じように直接サイトを検索したり、ニュースを取得してユーザーに届けるようなことも出来ない。
出来たら明らかに便利になるのは間違いない。
便利になればなるほど崩壊が始まる恐怖
上記のように、AI検索には乗り越えるべき課題も多いですが、それと同時に大きな可能性も秘めています。
ただ、私はこれが「パンドラの箱」にならなければいいなと思います。
なぜか?
たとえば、Googleが進めているAIによる検索回答の精度が100%に達したとしたら、どうなる?
多くの人が「もうWEBサイトって必要なくない?」となる。
WEB業界で働いている人であれば、その恐怖感が一瞬でも頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。
しかし、AIの“餌”はWEBサイトの情報です。
これは例えるなら、タコが自分の足を食べて生き延びようとするような話。
Googleだけでなく、今後さまざまなAIが登場し、ますますWEBの代替手段として活用されていくのは間違いなく、
そしてその中で、WEBサイトの役割は徐々に奪われていくことになります。
では、AIがWEBサイトの役割を担うようになった場合、どうなるのか?
例えば、AIがパーソナライズされた情報を表示する中で、広告が混じってきたとします。
その時、ユーザーにとってその広告は「ノイズ」としか感じられません。
だからこそ、AIに「あなたにぴったりな商品はコレです!」と自然に見せるような仕組みを仕込むわけです。
でも、そうなると「AIの中立性」や「情報の質」に大きな疑問が出てきます。
その商品が本当にユーザーにとって必要であればまだ良いのですが、 もしライバル企業を完全に無視したり、意図的に差別化された結果としての推薦であった場合、それはもう公平な情報とは言えないでしょう。
これはかなり深刻な問題で
さらに悪いケースとして、ユーザーがそれを“ノイズ”だと気付かないまま購入してしまうという未来もあります。
つまり、AIが進化してWEBサイトの代わりを担うようになればなるほど、WEBサイトは犠牲になり、存在感が薄れていきます。
しかし、店舗は無くならない。だからどこかに広告を出そうとする。
その“矛先”がAIに向いた場合、AIは広告主のための情報を届け始め、
そして古くなった情報を、古いとも気づかずにせっせと出し続ける…。
あら不思議。
便利になったはずのAIの世界が、気付けばノイズまみれの“焼け野原”になってしまいました。
今後、Googleがどのように使い勝手を改善していくのか。
そして、AIはどんな方向に発展していくのか。
注目して見ていく必要がありそうですね。

この記事を書いた人
- 浜口さん(オジサン)
- 生まれ:昭和だよ。
いわゆる「おじさん」または「人カス」(笑)が自分の経験と体験を基に書かれた記事となります。 生成AIで自動で生成された記事ではない事をここに証明を致します。
こんな事を書かねばならないくだらない時代になった。という事なんでしょうね 気になる方は「AIチェッカー」などを使ってご確認してくださいませ。