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2025年05月10日

本当に今後はAEOが重要なのか?SEOとAEOそしてCEOについて

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SEOの未来を知りたい人
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最近ちらちらと聞くAEO(Answer Engine Optimization)と言うのは 回答エンジン最適化ということ
早い話がAIに要約してもらいそのついでに
HPにリンクを集めるという・・まー身も蓋もないものとなります。

正直言って、これのどこがSEOの代わりなんだろうと思うのですが皆様はどう感じるでしょうか?
少なくとも喜々としてこれを受け入れる方は少数派に属していると思われます。


「なぜGoogleはAEOを推すようになったか」
AEOはもともと、音声検索やGoogleアシスタントなど「会話型UI」での最適化として研究されていました。
つまり「誰かが“検索する”のではなく、“聞く”時代」に向けた設計です。 それがGPT等の進化で「質問されたら回答、そしてリンクも出す」という形に加速しています。

確かにECサイトとは相性は良いように思える AIが直接商品を探して、ユーザーに届ければユーザーは喜ぶに違いない。

「こんなに便利な世の中になったのか!」と


AEOが映し出す未来像とWEBサイトの役目ゲームチェンジャーになりえるのか?

ただ、正直私は懐疑的に見ている。

一見良いように見えるAEOなのだが、どんどんAIが進化していく中でWEBサイトの役目は 今後5年、10年で随分変わり果てるように思う。

上記あげたECサイトは勿論、各社AIに紹介されたくてうずうずし 最適化が進むに違いない。

ブログは役目を終え無くなっていくに違いない。


ただ・・・

よくよく考えてみるとわかるのですが 現在情報の価値は10年前に比べて遥かに落ちている
20年前、30年前とどんどん情報に価値が無くなってきている。

瞬時に消費され、翌日には無価値化している状態。


これに生成AIが入ると更に価値がなくなる。
世の中にだした瞬間に価値が消え消費されて瞬時に終わる。


これがAEOが映し出す未来像になるのですが本当にそうなのだろうか?


「囲い込みの設計=CEO(Closed Environment Optimization)」とは何か?

このCEOとは実はすでに世の中に溢れています。

ここ最近Google検索をするとやたらと有料記事が出てきませんか?

有料メルマガや有料サロン、新聞や雑誌などもこれにあたる。
普段無料の記事書きなどをしていると忘れてしまいそうになりますが、情報とは元来お金になるものなんです。


ここ10年ほど情報が溢れすぎてしまい 情報に価値を見出せない人が多くおり、さらに生成AIで拍車がかかりました。

漫画やアニメのイラストすら読み込ませ形骸化させる勢いなのだから呆れかえるばかり


ただ、これで終わるとも到底思えない。
情報の民主化と言えば聞こえはいいが、盗作がまかり通るほど甘くはない。

既に新聞各社はAIを寄せ付けないタグが設置されておりGPTに聞いても答えてくれません。
検索をすれば有料記事が上位表示され始め、クローズドな世界でどれだけ情報を守り最適化できるのか?
それは既に始まっている。


情報の無価値化と破壊的BOTの出現

とかくプラス方面でニュースの多い生成AIになるが、昨今セキュリティを脅かすサイバー攻撃にも使われている。 また、広告を自動でクリックするBOTや大量にメールを送り付けるBOTにも勿論生成AIの技術が入ってきている。

これらは実際に目視しなければ判断できないほど、 人間そっくりな動作(スクロール・クリック・滞在・マウス挙動)を再現しています。


{
 "ip": "X.X.X.X(日本IP)",
 "user_agent": "Mozilla/5.0 (X11; CrOS x86_64 xxxx.0.0)...",
 "language": "en-IN",
 "scrollDepth": 100,
 "stayTime": 40
}

このようなBOTは珍しくもなく、 JavaScriptを発火し、スクロールも完了、マウスの動きも再現、滞在時間も自然 ほとんど「人間そのもの」の挙動をするBOTが、今や大量に存在しています。
言語設定の "en-IN" など、極めて細かな違和感しか検出の手がかりがないケースも多く、 目視レベルのチェックを行わなければ、BOTかどう かの判断すら難しくなってきています。


この様なBOTが市場に溢れかえれば プラットフォームも破壊されていく。
Googleは勿論の事、あらゆるアプリも機能しなくなる。

当然そこには生成AIも入っていて 自分で生成したBOTで攻撃されるなんてシュールすぎますね。


囲い込みの設計のCEOとセキュリティ

東海大のランサムウェは記憶に新しいが、今後の破壊行動はこれだけでは済まない。

むしろ火ぶたが切られたと言って差し支えない。
Google広告を出しても全部BOTだったなど洒落にならない事態も考えられる。


今後私たちは、これらの脅威と向かい合いセキュリティを高めるフェーズへと向かう。
向かわねば崩壊しか無いのだから仕方ない。


囲い込みの設計CEOとはこれらの脅威や、情報の価値を保つための概念

例えばNetflixのように、顧客を囲い込み、情報の対価を頂き、そして情報そのものを守る様に 今後はコンテンツや情報はどんどんクローズドとなり、下がり切った情報の価値を上げる動きとなる。


情報を守り
顧客との関係性を深め
外部には見えないが、中では強固な信頼を築く
そうした「囲い込みの設計=CEO(Closed Environment Optimization)」を持つ企業だけが、 情報価値とWeb投資の成果を守りながら成長していく。


今後は「どれだけ見られているか」ではなく「誰が見ているか」が重要となるに違いない。


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