2025年04月12日
SEOは本当にオワコンなのか?どうなる今後のWEBサイト

結論から先に言うのですが、WEBサイトでSEOまたはSEO的なものが無くなる事は無いと言えます。
Googleもいつまでもスマホを支配的に占有する事も今後は出来なくなっていくと予想されますが
その時は、その時で重視するポイントが変わるだけですからね。
SEOがクソゲーになった?のはいつから?
時を遡る事30年ほど前、この時期はSEO(という名の裏技)が流行った。
数十、数百のサイトからリンクを送ると、狙いのサイトが上位表示するという今考えるとあまりにもお粗末な対応
しかしこれがとても効いた。
この辺りからSEOは業者に任せればいいという流れが出来上がり
15年ほど前には、キーワードを沢山いれたキーワードスパムが流行る。
この辺りから、SEOとは塩コショウのようなもので「デザインを作った後からSEOを入れる」という流れができた。
実際問題として、これらはGoogleサーチエンジンの裏をついた「技」であった。
そしてこの「技」は確実に効いていた。
だが、令和になった今の時代はそうはいかない。
さる2019年のGoogleのアップデートで、これまでの主流だったSEOの「技」がまるで効かないのである。
結果として検索上位は新聞社のニュースサイトが占めるようになり その下位には「広告スパムのような」サイトや、「有料記事」だとかユーザーには厳しいサイトが並ぶことになる。
そもそも論としてWEBサイトが信じられない速度で増えていき、最近ではAIを活用した 低品質サイトも乱立している。
この状態ではGoogleのクローラーが機能不全に陥るのは致し方ない気もします。
その為、GoogleはEEATという身もふたもない「サイトや会社」の信頼性を元に検索の順位を決めはじめた。
これが上記あるような新聞会社が上位を占める状態につながり「SEOがクソゲー」になったと言われる所以ですね。
SEOが効かない=SEOは無視ではない!現実を直視してみた
中にはSEOが効かないと聞くと=好きなようにしていい。と、半ばあきらめの極致のような サイト作成をしている方も多い。
しかし待ってほしい。
今後もWEBサイトが増えていく中で、どうやってそのサイトを評価しユーザーに届けるのかは大問題 もはや以下のようなサイトは無視してても良いかもね!となる可能性が高い
- 1.重いサイト
- 2.コンテンツ(文章)が薄いサイト
- 3.信頼性の無いサイト
世の中AI検索だのなんだのと騒がれている昨今
今後はより一層機械的にサイトの価値が決められてしまう可能性が高い。
GPTに聞いてみた。
「WEBサイト」がどのように見えるか?
答えはシンプルでコードで見ておりCSSはほぼ無視されるJSは実行されるものだけ見てアニメーションは無視
オシャレなサイトは?
と、聞いても「オシャレなサイトを紹介するサイト」を出してくる。
結局何が言いたいかと言うと 構造的に確りとしているサイトじゃないと選ばれる事すらないかもしれない。
その方が効率が良いのだ。 AIが進化してデザインも見てくれる!と夢のような事を言っていてはシビアな世界で生き抜く事はまず難しい。
SEOはもはや構造そのものとなっている
今後AI検索などでちょっとした調べものは「AI」に代替えされる。
「教える」系サイトの生き残りは今後さらに厳しくなる。
だが、AIにも出来ない事も多い。
例えばAIが外を出歩くことは出来ないし、体験する事も出来ない、店舗を出す事も出来ない。
実は出来ない事だらけ、だが評価は出来る。
その為、AIにもわかりやすい文章や構造そのものが求められていくのは間違いない。
派手なだけなサイトは見られることも無く消えていくだろう。
ひょっとしたら構造そのものだけが残り、AIがWEBサイトをユーザーが見やすい形に整形するなんて時代もくるかもしれない。
厳しい世の中になっていくが諦めずに続けた人だけが生き残れる SEOはむしろこれから、“ちゃんと作る人だけが生き残る”時代になった。